女性のキャリア継続を支える個別設計型の相談サービス
育児との両立、昇進への意欲、働く時間の見直し——相談に訪れる女性たちの背景は一人ずつ異なる。TENÉLE(テネール)のコンサルタントはカウンセリングの初回で本人の価値観や生活環境を丁寧に聞き取り、そこから転職だけに限らない複数の選択肢を組み立てていく。社内異動や勤務形態の変更といった「今の会社に残る道」も含め、現実に実行できるプランを一緒に描くスタイルだ。計画を立てた後も定期的な面談を設けており、状況が変わるたびに軌道修正できる仕組みが用意されている。
「転職するかどうかを決める前の段階から話を聞いてもらえた」という利用者の声が目立つ。漠然とした不安を抱えたまま来所しても、対話を重ねるうちに自分の優先順位が整理されていくらしい。フォローアップの頻度は個人の希望に合わせて調整され、月1回のペースで継続する人もいれば、必要なタイミングだけ連絡を取る人もいる。こうした柔軟さが、長期間にわたって利用し続ける理由になっているようだ。
求人情報の裏側まで把握した企業マッチング
TENÉLE(テネール)が取り扱う求人は、時短勤務やリモートワークの制度が書面上あるだけでなく、実際に女性社員が活用している企業に絞られている。採用担当者との定期的なやり取りに加え、職場訪問を通じて社内の空気感や上司のマネジメントスタイルまで確認しているため、求人票だけでは分からない情報を求職者へ共有できる。面接前には企業ごとの傾向に沿った対策を実施し、条件交渉の場面でもコンサルタントが間に入る。入社後のミスマッチを減らすことに注力した結果、定着率の向上につながっている。
個人的には、企業側の受け入れ体制まで踏み込んで確認している点が印象的だった。制度があっても使いにくい職場は少なくないなかで、「運用実態」を重視する姿勢は求職者にとって心強い判断材料になるはずだ。紹介先企業のなかには女性管理職比率を公開しているところもあり、数字で判断できる透明性を持たせている。求人の量よりも質を優先する方針が、企業との信頼関係を下支えしている。
実体験ベースのウェブメディアで情報格差を埋める
転職成功事例、育児と仕事を両立するための具体的な工夫、スキルアップに役立つ学習法——TENÉLE(テネール)のウェブメディアは、女性のキャリアに関する実用的な記事を継続的に公開している。専門家の解説に加えて当事者の体験談を多く盛り込んでおり、読み手が自分の状況と重ね合わせやすい構成を意識しているのが特徴的だ。制度変更や業界トレンドが出たタイミングで速やかに記事が追加されるため、情報の鮮度は高い水準を保っている。
ある利用者は「記事を読んだことがきっかけで、初めてキャリア相談に申し込んだ」と話していた。漠然とした不安を言語化する手がかりとしてメディアが機能しており、相談サービスへの導線にもなっている。女性活躍推進企業の紹介記事では、社内制度の中身だけでなく社員インタビューも掲載されていて、リアルな働き方のイメージをつかみやすい。読んで終わりではなく次の行動に結びつく設計が、このメディアの存在意義だろう。
企業の採用力強化と組織づくりへの踏み込み
人材紹介の枠組みにとどまらず、TENÉLE(テネール)は採用プロセス自体の見直しや、女性が働きやすい制度設計に関するアドバイスも企業へ提供している。求めるスキルや人物像を正確にヒアリングしたうえで候補者を紹介するため、選考の初期段階から精度の高いすり合わせが行われる。受け入れ側の環境が整えば採用後の離職リスクは下がり、組織としての生産性も底上げされる。
ある中堅IT企業では、TENÉLE(テネール)の提案を受けてフレックスタイム制を導入し、翌年度の女性応募数が前年比で約1.5倍に増えたという事例がある。採用支援と職場改善を同時に進めることで、企業と求職者の双方が納得できるマッチングの土台をつくっている。こうした取り組みは単発の採用成功で終わらず、継続的な人材獲得力の強化へとつながっていく。


