日常の緊張をほどくという考え方
仕事や家事に追われ、自分の体を手入れする時間を取れない人は少なくない。cocoronが掲げているのは、そうした日々の緊張をほどき、体をゆっくり休めることを健やかな毎日の土台にするという考え方だ。慌ただしさから少し離れて羽を伸ばせる場所を、中野につくっている。PC作業やストレスで頭まわりに重さを抱えた人が、明日を前向きに迎えられるようサポートするケアを続けている。
頭皮からくる重さと向き合う手技
その理念を支えているのが、水もオイルも使わないドライヘッドスパだ。ドライヘッドセラピスト1級の資格を持つスタッフが、頭皮の硬さや後頭部の重さを確かめながら、こわばりやすい箇所へ穏やかに手を入れていく。
強い力で押すのではなく、触れるようなソフトなタッチで筋肉の緊張を解いていくのがこの店のやり方だ。頭皮をゆるめることは、リラクゼーションと美容の両面を兼ねたケアとして案内されている。ゴリゴリ押される刺激が得意でない人にも合わせやすい。
早めのケアのために通える場所
cocoronが目指しているのは、不調が深まってから駆け込む場所ではなく、そうなる前の早めのケアのために通えるサロンだ。予約枠に三十分のゆとりを設け、来店した人がせかされずに過ごせる時間を確保している。施術後にはアフターカウンセリングの時間を取り、自宅や職場で意識しやすいセルフケアのポイントを状態に合わせて伝えていく。その場だけで終わらせず、日々の習慣づくりまでつなげようとする姿勢が表れている。
心と体をゆるめる環境づくり
理念を形にしているのは手技だけではない。白とアースカラーでまとめ、植物を置いた半個室、体を温めるホットパッドやホットアイマスク、西川のAirのマットレス、そして施術後のハーブティー。こうした一つひとつが、来店した人がくつろげる環境を支えている。cocoronは中野新橋駅から徒歩3分、営業は11時から20時。日常の忙しさで自分のケアを後回しにしがちな人が、ふと足を止められる場所として営業している。


